穏やかな、穏やかな。午後の喫茶室。戦時下にない今は。軍隊といっても。さすがに剣呑じゃない。 デスクワークは、すぐ眠くなる。忙しくなかったら、煙草を吸いがてら。コーヒーを飲みに席を立つ。 たっぷりのブラック。薫り高い湯気。ひとりきりの時間は、貴重。ただ…それは短いからこそ、で。 「忍待ったぁ?」 「…待ってねーし!!」 だいたいの、行動パターンは。見抜かれているらしい。雅人。同じくらいの時刻に。いそいそ現れる。 タバコも、吸わないくせに。この喫煙の…しかも広報部からは、一番遠い…休憩室に。意図的行動。 突っ込まれることも、突っ込むことも。もう、ルーティングの関係。やり取りは、あいさつ代わり。 …それはもう。教務と広報とで。きっちり、住み分けられて。公的な交流は。会議後に話す程度。 昔はしょっちゅう…つるんで。悪いこともした。そんな頃からの、知り合いはもう。希少な存在で。 さびしいのだろう、と。思う気持ちは、あるけど。…ここまで、ストーキングされると。若干失せる。 さすがに亮は、多忙だから。基地にいない日も、多い。ただ…時々、亮のところにも。遊びに行く。 亮としても。退屈な、長官の任務…基本武闘派で、身体を動かしてる方を好む…から。逃げる口実。 最終的に、リンダから。まとめて雷を、落とされるまで。居座っているらしい。図々しいとしか。 ただ、雅人は。それが許される、特異なキャラ。“まぁ式部部長なら…”と。大目に見てもらえる。 「まぁまぁまぁー、一服どう?」 「…、…」 「あんま怖い顔してたらもてないよ?」 火を点けようとしたら。ばっちりの、タイミングで。差し出されるライター。…ホストも顔負け。 むしろ、その道に進んでも。雅人ならたぶん、成功するだろう。何をさせても、器用でソツがない。 多忙だけど、仕事では。絶対的に、結果を出す。それは、本業の…式部重工総帥でも。同じこと。 祖父の代からの、家業は。先代の父親の死を、ばねにして。3代目は潰すことなく。発展させてる。 柔軟な思考と、戦略。そして、人脈も半端ない。屈託というものが。一向に芽生える気配もない。 にこにこと、人の懐に飛び込んで。可愛がられる。でも決して、心は許さない。それが…雅人とか。 …ただ。昔からのなじみの、俺には。通用しない。話題を打ち切って。立ち去るのが。ベストの対応。 「別に、もてる気ねーし…俺、行くぞもう」 「ん、そーだね…沙羅にだけ愛されてればいいもんね」 沙羅、という名を聞いて。しまったと思う。雅人の、もうひとつの悪いくせ。それは…聞き込み魔。 そういう単語が、あるかどうか。知らないけど。とにかく、俺たちふたりの仲に。首を突っ込む。 だから、極力。沙羅の話題に、ならないよう。慎重になるのに。…今日はどうやら。誘導尋問。 「…小悪魔め…」 「何とでもいって、…で、どうなの最近?」 こともあろうに。出口の前、陣取って。にやり、と笑う顔は。“小”は要らない。本物の…悪魔か。 雨の動物園【手をつなぎながら】 がたん、ごとんと。単調な音と、揺れは。眠気を誘う。車窓は、住宅街から。のどかな景色へ変わる。 アナウンスは、くぐもって。独特の声。自分に酔っている系。何をいってるのか、よくわからない。 ゆさゆさ、揺さぶられる。かけられる甘い声。…困らせたくて、余計。眠気以上、寝たふりする。 「忍、…忍、次の次、で降りるみたいだよ」 「んー、…眠てぇ」 「起きてってば、…もう、わざとでしょ!」 ことん、と。その肩に、もたれかかる。朝の満員電車で、見る光景。相手を、選ぶべき。その行為。 真剣に困り果てた、気配に。にや、と笑いながら。薄く目を開ける。窓に映るのは、鮮やかな赤い髪。 ガラス越しに、目が合う。人も少ない、下り電車内。平日の、ラッシュ時間外。普段と、逆方向へ。 とはいえ。こんな…いっちゃ何だけど…田舎の電車の中。沙羅は、目立つ。美しさと、華やかさとで。 仕事に行く時より、ラフな格好。ダウンコートと、ジーンズ。低めのブーツ。マフラーと手袋装備。 寒い、というか屋外だから。風邪を引いてはいけない…と。調整出来るように、考えられた服装。 俺も似たり寄ったり、だけど。普段からそうだし。新鮮味はない。その分、沙羅を。まじまじ見る。 「何…?…」 「いや、何か…学生みたいだなって」 「そんなわけないでしょ、もう…何年経つと思ってるの」 「…それもそうか」 そう。卒業式…ドン手作りの証書と、爆音の中のセレモニー…からは。だいぶ。年月が、過ぎた。 同級生だから。制服姿も、嫌というほど…別に嫌じゃないけど、見ている。軍務に就く時も、着てる。 でも。こういう…いい意味で、気の抜けた姿は。あの頃絶対。見られなかった。隙を見せなかった。 「…まだ着かねーな」 「…みたいだね」 一区間が、短くて。せせこましい、都会の路線とは。違うらしい。…まだまだ、駅は。見えてこない。 「で、弁当何作ったんだ?」 「…それは開けてのお楽しみです」 「ちぇー」 肩に、頭をもたせかけたままの。そんな会話。それも絶対、都会の路線では。沙羅が許さないこと。 …誰が見ているか、わからない。付き合ってるのは、知れていても。変な記事も、警戒すべきで。 でも、今は。何となく…見られてはいても。微笑ましい感じを、受ける視線。盗撮とかありえない。 やわらかな表情。化粧も、いつもより薄めで。ほんとに、学生よりも。学生のような。錯覚を覚える。 ひざの上には、バスケット。食べ終わったら、折りたたんで。小さくして、持ち運びが出来るもの。 朝早くから、起き出して。ごそごそ、作ってた。いい匂いがして、わくわくして。眠れなかった。 ずっと…海だの山だの、行こうといっていて。全く、実行出来なかった。今日、初の出番を迎える。 というよりも。こういった…デートらしい、デート自体。皆無だと。口を滑らせたのが、全ての発端。 『えー嘘ぉ、じゃあ何?遊園地は?』 『行ったことねーな、…つかアトラクションとか、ぬるいし』 『じゃ、じゃあ動物園も…』 『獣が獣を見て、何が楽しい?』 『…何てこと…』 憂慮すべき事態。そういった面持ちで、雅人が。頭を抱えるけど。俺にだって、いい分は一応ある。 基本、職業が。パイロットという…ある意味、毎日アトラクションに乗って。ぶん回されてるもので。 動物も、柵の中の。覇気なく、うろつく猿とか。そんなイメージしか。見ても、楽しいと思えない。 まぁ…式部系列には。動物園も遊園地もある。ただ、雅人の心配ごとは。そんなことじゃなくて。 『…普通のデートすべきでしょ、普通の』 『今が異常ってわけじゃねーだろ、』 そもそも、一緒に住んでいたら。毎日、デートして…ついでにいうとその先も…るようなもの、で。 それは沙羅は、決して。手を抜いて、所帯じみて…なんてことは、ないけど。“安定”してる関係。 あと、…今さら、そんな。子連れが行くような、ところへ。行く気にならない。反論しようとして。 肩に手を、ぽんと置かれる。真剣な瞳。というか…嫌な予感しかしない、そのきらめき。一瞬ひるむ。 『わかった、俺、プロデュースするから』 『…、…は?』 『大丈夫任せて…うん、燃えて来たー!!っていうか熱いんだけどー!!』 『そりゃそーだろ、…』 くわえたままの、タバコの灰が。顔辺りに散って。悲鳴を上げる。けたたましい。つか、うるさい。 そうして。止める間もなく…走り出て行った、雅人が。がんばった“結果”が。今回の“お出かけ”。 たかが、他人のデートに。どうしてそんな…熱血指導が、入るのか。疑いも挟めない、どとうの展開。 沙羅の休みと、俺のシフトまで。完璧に調べ上げて。…さすがに、平日に設定。配慮も忘れてない。 和気あいあいの、親子連れにまみれる…という、事態だけは。一応、回避出来て。わずかに安堵した。 チケットの手配も。俺たちの家からの、電車移動…車じゃダメらしい…も。完全に、根回しされて。 それから、喫煙室で会うたびに。“デートの心得”も。耳にたこが、大量発生の勢いで。説かれた。 「…、…口は災いの元、だよな」 「そう、なの?」 「あ、いや、…別にこういうの、嫌なわけじゃねーぞ?」 ぼそり、とつぶやけば。かすかに、肩が揺れる。そう。沙羅との“お出かけ”が。嫌なわけじゃない。 ただ…何となく、気恥ずかしいとか。いえるわけがない。…デートらしい、デートが。未体験とか。 …そう。俺もまた…中学を出てからこっち。ずっと、士官学校の寮生活。青春的光景なんか、皆無で。 普通の学生なら、当たり前の。遊園地や、動物園や何かは。ほぼ、デート場所には、選べなかった。 大人になって、日本にいるようになっても。逆に…初々しいお付き合いとかは。無縁、といっていい。 沙羅とも“順番が違う”と。揶揄されていた。むしろ、告白より。身体の関係が先とか。絶対秘密。 「…」 …あいつと沙羅が。どういう“オツキアイ”だったかは。知らない。知ることももう、意味はない。 ただ。お弁当を持って、ピクニックとか。そんな普通のデートが、似合わないキャラだったと、思う。 だから、沙羅が。張り切ったのも…お弁当を作れ、等々は。雅人の指示以上に。少ない経験の補完。 「…」 「もうすぐ着くぞ」 「待って、…あ」 黙り込むのは、不安な時。断らなかった、その時点で。決して嫌なわけじゃない。ただ…照れくさい。 相変わらず、独特のアナウンスが。少し長い駅名…動物公園前…と。告げる。頭を上げて。降車準備。 ひざ上の、バスケットを右手に。そして、沙羅の手を。左手に。ぎゅっ、と握って。ドアの近くへ。 “ずっと手をつないでること”…それが雅人から、下された。一番、大事な指令。遵守すべき、事項。 流れる、車窓の景色が。ゆるやかに、速度を落とす。わずかな揺れに、支える重みと。温かな感触。 がたごと、と。ホームに停車する。開く扉。内心の緊張を隠して。エスコートの一歩を、踏み出した。 * * * 青い…とはいいづらい空。重たい、灰色の雲。…それはどう見ても。これから、下り坂の天気模様。 「…、…」 「何が見たいんだ?」 「いろいろあるんだね、今…」 昔みたいに、っていったら。まるで、年寄りのようだけど。子供の頃の、動物園と。だいぶ違う。 “行動展示”というのが。流行っているとは、ニュースなんかで。聞いたことは、確かにあるけど。 時間ごと、今日のスケジュールが。案内所前に、貼ってある。えさやりや、パレードなんかある。 檻の中、無気力に。寝ていればいい…というものでも。ないらしい。昨今の動物も、大変だと思う。 頭上では、きゃっきゃっと。騒がしい声。その展示の一環で。サル山のロープ渡りも、人気とか。 …ただ、そこの“オーナー”…基本的に動物園は、式部重工系列だ…と。知り合いだと、若干萎える。 持ってるものが、違いすぎるとか。それでいて、雅人は。昔から雅人のままで。気の置ける友達で。 何か、…何ていうか。いろいろ、無邪気に楽しむには。事情が、複雑な気がして。仕方がないけれど。 「ペンギンのパレードっていうの、楽しそうかも」 「俺は、ライオンの餌やりか、…無理なら近くで食ってるとこ見てぇな」 「…しょっちゅう見てるじゃない」 「ありゃライオン違いだ、しかも超肉食系だ」 くす、と。周囲には、理解不能なギャグで。笑い合う。雅人は食堂でも、俺を見ると。寄って来る。 それなりに、浮き立つ心。…こんな風に、沙羅と。出かける日が、来るなんて…と。どこか感慨深い。 でも、気になるのは。空の暗さ。予報はあまり、というか雨が降らないのが。奇跡的な、天気図で。 「早めに行くか」 「うん、」 きゅう、と。ずっとつないだままの。小さな右手。沙羅もまた、優しく。握り返す。やわらかな笑み。 広いメイン通路。両脇に、いくつかの。動物の檻が、配置されている。順番に、見て歩くコース。 少なめだけど、人が並んでるのは、人気動物。ライオン、ヒョウといった猛獣類。象も人気らしい。 鷲は…と考えかけて。やめる。鳥類は基本、マニアック嗜好。そして、飛んでいてこそ。美しい。 なだらかな丘陵。一番奥は、家族ゾーン。ベビーカーの親子連れ。三脚抱えた、老人は。常連風味。 “ちびっこ触れ合い広場”…と。またベタな、ネーミング。どうやら…ウサギや羊が。いるらしい。 遠足に来ているのか。小さな子供たちが、俺たちを。かけ足で追い抜く。はしゃぎながら、追い回す。 俺ひとりだったら、完全に。不審者だけど。沙羅とふたりなら、免罪だろう。柵の中へ、入り込む。 「かわいい、…」 「どっちがだ?」 「どっちも、…あ、うさぎこっち来た」 沙羅は、子供が好きだと。知っている。わざとらしく、アピールはしない。にこにこ、眺めている。 ぴょんぴょん、と。捕獲を逃れた、1匹が。救いを求めるように、沙羅の足元で。飛び跳ね出す。 いくつか、ベンチが配置されて。そこに陣取る。ひょい、と。片手でひざの上。ラッキーな小動物。 名もない花が、咲き乱れて。暑くも、寒くもない。残念な空模様以外は。完全に、癒される光景。 「きれーなおねーさんがいるー」 「こら、みんな失礼でしょっ、…」 「そろそろお昼だから、みんな準備して」 「「「はーい!」」」 子供といっても。性別でいえば、男の目線。鋭く沙羅の存在を、察知して。甲高い声で、賛美する。 たしなめる、保母か教諭が。こっちの方を見て。俺と目が合った瞬間、なぜか。口ごもる。赤いほほ。 どうやら、ご一行様は。ここで食事らしい。手洗い場が、混雑する。つまり、ここは激戦区になる。 この広場は、園でも。一番奥まってる。木陰も、休憩用のあずまやは。他にも、よりどりみどり。 さすがに水筒は、持ってない。手洗いのついでに、飲み物調達。作ってくれた沙羅に、お任せする。 日本茶のペットボトルと。まだ重いバスケット。テーブルに置いて。手拭きは、遠足以来。懐かしい。 「開けて?」 「いいのか?」 「…あ、待って…がっかりするかも」 そんなわけないだろ、というのも面倒。むしろ沙羅が、作ったのなら。ただの握り飯でも、うまい。 ぱか、と。意外と軽々と、ふたは開く。中には、予想通りに。握り飯の列。海苔は、まだ巻かれてない。 後から巻いた方が、ぱりぱりしてうまい。心配りは完璧。腐る心配は、ないけれど。梅干が顔を出す。 卵焼きと、水菜と大根のサラダ。和風の味付け。ハンバーグは、小さめ。出来合いのものじゃない。 煮物は、地味だけど。ほっとする存在。あとは…りんごのうさぎが、何匹か。家庭的な行楽弁当。 「…、…」 「うまいだろ、普通に」 「まだ食べてないでしょ」 「味は疑ってねーし、…いただきます」 「…もう、お行儀悪いよ?」 いうが早いが、かぶりつく。男は黙って、卵焼き…というかどうかは、知らないけど。一番の好物。 日常と違う、行動時間。移動もしたし、腹は減っている。それ以上に味はもう。保障されている。 もくもく、食べ進む。わざとらしく、誉めるより。食いっぷりで、証明する。…そんな仲になった。 口の端には、飯粒。ぺろり、と。不精に舌先で、絡め取る。怒られるのがうれしい、とか。重症患者。 晴れてないのが、残念だけど。静かな時間。時折鳥が鳴いて。枝を揺らす。いつもより早い昼飯。 沙羅もまた、街中に勤めてるし。時間帯が不規則だから。会社に弁当は、持って行ったりはしない。 自分が作ったもの、ではあるけれど。新鮮らしい。いい空気に、つられて。食が進んでいる様子。 少し早いのは、ペンギンパレード…沙羅の見たいもの…と。ライオンの餌やりを、見学したいから。 ただ。空模様は…食っている間も、どんどんと。悪化の一途をたどる。灰色の雲が、垂れ下がる。 あずまやには、屋根はあるけど。ずっといるわけにも。食事が終わったら。手際のいい、後片付け。 「大丈夫か?」 「…うん、…あ」 荷物を持ってから。屋根のないところへ。再び、手をつなごうとして。とうとう、鼻先にひとしずく。 ぽつ、ぽつ、と。不規則なリズム。降り始め。でもやがて、さぁあ…と。霧のように、降り注いで。 雨が降ったら、なんてことは。雅人のご教示には、なかった。一瞬、見合わせる顔。…中止だろうか。 さすがに天気が、理由なら。熱血指導員も、文句はいわないだろう。断じて、恥ずかしいからでは。 「…帰るか?」 「屋根のあるところに行けばいいかなって、…」 傘なんか、持つキャラじゃない。風邪を引かせては、いろいろと差し障る。切り出すのは、俺から。 せっかくの…ほぼ初めての…“普通”のデート。何だか、間の悪さが。俺たちらしい、と思いながら。 ばらばらと、人が。出口へと移動する。早めに切り上げて。遠足なんか、特に。雨はよくないから。 でも。沙羅は…しばらくの間の後。静かに答える。答えに内心、驚く。帰る、というと。思っていた。 「止みそうにねぇし、ってかみんな帰ってくけど」 「…、…いいの」 「まぁ、…ふたり占めも悪くねぇよな」 沙羅はめったに、わがままをいわない。これくらいなら、かわいいものだろう。…従うことにする。 もしかしたら、俺たち以外。みんな帰るんだろうか。そこをあえて。居残る。それもまたぜいたくか。 ペンギンのパレードは、中止だろう。でも、水槽がある、施設で。確か、ショーも。あったはず。 客が少ないなら。よく見るチャンス…身長が災いして、どっちも後ろへ回ることが多い…だろうから。 アスファルトから、ほこりくさい匂い。徐々に広がる、濃い色。時折の風。全体が、グレーに沈む。 屋内の展示檻ならば。たぶん濡れないはず。そして…俺もまた。たまには“普通”を。楽しみたい。 人も少ない、雨の動物園。誰もいなければ、照れもない。しっかり、手をつなぎながら。歩き出した。 《終》 |
どんだけ遅くなるのかという感じですが、 NAKAさまからバースデープレゼントにいただいたお話、ようやくupさせていただくことができました;; 毎回言ってる気がしますが、NAKAさま、今年も遅くなってごめんなさいっっ! 曇りのち雨の動物園…普通なら残念な一日になりそうなところが、 しのさらマジックと言いましょうかNAKAさまマジックと言いましょうか、 胸キュンデート(言い回しが古いなぁ)に早変わりですね! 雅人君の指令に素直に従う…口実でずっと手をつないでる2人。 そして個人的に、映像化を強く希望したい(?!)忍くんのお食事シーン… かわいいお話に、とっても癒されました。 NAKAさま、いつも本当にありがとうございます。 |