あとがき



1周年記念小説『罪と罰とキミと。』無事に(?)完結いたしました。
ここまで読んでくださったみなさま、応援コメントや感想をくださったみなさま、
本当にありがとうございました。

みなさまへの感謝の気持ちを胸に、あとがきもロングバージョンでお送りしたいと思います。
(単に長すぎてまとまらなかっただけという話も…)


『罪と罰』。

初めて白熱を見たときに、思い浮かんだ言葉でした。

沙羅ちゃんにとっての罪は、シャピロのこと。

シャピロをライガーに乗せるという思いつき。
忍くんは複雑な気持ちだっただろうなぁ、と。
そして沙羅ちゃんはきっと、衝動的にとったあの行動を許せないんじゃないかな、と。


忍くんにとっての罪は、沙羅ちゃんを置いて姿を消してしまったこと。

どうしていなくなったのか…そこはぶぅの中でまだはっきりとした解釈ができていない部分なのですが
(機会があれば、今度はそこの話を書いてみたい!…また暗くなりそうですが)
それが沙羅ちゃんを傷つけることは、わかっていたはずなのに。


1度は通じ合えたと思ったのに、お互いに相手を裏切ったと思う気持ちから、またすれ違い始める…
これが2人にとっての罰だったのかな、と。


それでもお互いを思う強い気持ちと、見守ってくれる仲間たちの存在が、
最後には2人を結びつけるんじゃないかな、と思います。


軽口叩きながらも、2人の仲を誰より信じて応援している雅人くん。
沙羅ちゃんの気持ちに、もしかしたら本人よりも早く気づいて、ずっと気にかけていた亮さん。

2人のファインプレーもあってこそですよね。
(雅人くんは若干KY気味でしたが…w)



ともかく、
一筋縄には行かないけど、行かないからこそ最後はハッピーエンド。
これぞしのさら!(なんだこのまとめ)


これからも末永い2人の幸せを願いたいと思います。



個人的には、亮さんは沙羅ちゃんのことちょっと気にしてる説(説?)に賛同者がいらっしゃったのが、
今回嬉しかったです。(Mさま、ありがとうございますv)

あと、『新しい出発の物語』とコメントに書いてくださったNさま、
すでに考えてあった5話のタイトルとシンクロでした。びっくりしました。


今回、いろいろと初な試み&プライベートのほうもバタついていたので、何度もくじけそうになりましたが、
みなさまのご訪問やコメントにとってもとっても励まされて、ここまで来ることができました。



長らくお付き合いくださって、ありがとうございました!!
そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。